レストラン・カフェでのチップについて【ロサンゼルス】


日本にない文化チップ。

初めて海外旅行に行く場合、この文化に戸惑う人もいるだろう。

「チップが少ない!」といって店の人に追いかけられた知り合いがいたが(In NY)、一概にチップはいくらという決まりはない。

基本は「気持ちがよいサービスを受けれましたよ」という心づけ。義務ではないためサービスが悪ければ支払う必要はないが、追いかけられた場合、その理由をきちんと説明しなければならず、よほど最悪なサービスを受けない限りチップを払うのが一般的。

だたし、サービスと言っても日本のサービスを知っている私たちが、一般的なレストランでそのレベルを求めるのは難しい。

よって、基本的にアメリカでは何かサービスをしてもらったら「チップを払う」と思っていたほうがよいだろう。

チップの支払い方法

チップの支払い方法は、席に着く場合と、スターバックやマクドナルドなどレジで支払う場合で異なる。

レジで支払う場合

今までレジで支払う場合はチップは必要なかったが、COVID19以降、タッチパネルのレジを導入するところが増えた。

タッチパネル型レジは、クレジットカードで支払う場合、自分でタッチパネルを操作する。

その作業の中にはTIP欄があり、「10%」「15%」「20%」「No Tip」とタッチして選ばなければならない。

正直、レジで支払う場合はチップは必要ないように思えるが、結構これにはアメリカ人でも意見が割れており、チップを払っている人もいれば払っていない人もいる。

店は「チップをもらえればラッキー」と思っている感じなので、そこで「No Tip」を押しても追いかけられることはないが、店員が目の前にいるなか「No Tip」のボタンを押すのはちょっと気が引ける。(一応店員に見えないようにタッチパネルの画面を客のほうに向けてくれるが…)その心情をついたシステムになっている。

ただし、現金で支払う場合はその作業はないため、今まで通りチップなしで、言われた金額を払えばよい。

席に座ってサービスを受けた場合

これは従来通り、食事後、サービスをしてくれた人が伝票を席に持ってきてくれる。もし、伝票をすぐにもらいたい場合は「Check please」とサービスをしてくれた人に言えば伝票を持ってきてくれる。

その伝票のSale Tax(消費税のようなもの)が追加される前の小計額の15%~25%をチップとして置く。

ただし、大勢で食事をした場合あらかじめTipを入れて伝票を持ってくるレストランもある。その場合、それにチップを足すと大変な料金になるので、飲んでいても必ず貰った伝票を一度確認しよう。時には、食べてないものが含まれていることもある!

クレジットカードで支払う場合は、貰った伝票にクレジットカードを見えるように挟んでテーブルの上に置けば、店員がそれをレジに持って行き、カードとカードを切った伝票を戻してくれる。それにサービス料金(チップが含まれている場合は必要なし)と最終的に支払う金額を記入してテーブルの上に伝票を戻せばOK。

日本のようにその伝票をレジに持って行く必要はない。

チップの割合は、筆者はあまりいいサービスをしてもらえなかった場合は15%。いいサービスだったと思ったら20~25%置いているが、そのレストランのランクによっても変わる。

ただ、難しく考えず、気持ちよく食べれたか、食べれなかったかで多少割合を変えてもよいが、よくわからない場合は20%ほど置けば間違いないだろう。

下記、目安のチップ料金

  • 朝食・昼食:10~20%
  • 夕食:15~25%
  • ホテルのポーター・バレットパーキング:$1~$2
  • タクシー:10~20%(ウーバーはチップは必要ないが、追加で入れることができる)
  • ベットメイキング:$1

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