アメリカには至るところにアンティークマーケットやアンティークモールが点在している。ときには「これはアンティーク??」と思うモノも売られているが、アメリカのアンティークはカラフルなモノが多く、日本でも人気が高い。買い付けに来ている人も多いアメリカアンティーク。下記を参考に掘り出し物を探しに行こう。
どこで探すのがいい?
ロサンゼルスでは、いろいろな場所でアンティークアサリが可能です。ロサンゼルスの滞在期間、欲しいモノへの気持ちによってどこで採集するのがよいのかというと…
- 週末にLAにいて、いろいろなモノを見たい人は → アンティークマーケットへ
- 時間がなく、目的のモノを探している人は → アンティークモールへ
- ブラブラ散策しながら面白いモノを探したい人は → 町のアンティークショップへ
- 在住者向け。お宝に当たる確率は10回に1回。でもかなり格安でアンティークが手に入る
→ ドネーション&スリフトショップへ - 在住者向け。日本でいう「フリーマーケット」。いろいろな不要なモノが格安で販売されている。ビンテージモノはほとんどないがあれば格安→スワップミート
- 在住者向け。定期不定。自宅の不要なモノを自宅で販売する→エステートセールやガレッジセール
アンティークマーケット
掘り出しものを探すなら、週末に行われるアンティークマーケットに向かうのがおすすめ。LA近郊には週末どこかで大型アンティークマーケットが開かれている。
アンティークマーケットのメリットはセラー数が多いため、さまざまなジャンルのモノに出会える。素人のセラーも多いので値段がまちまちで掘り出し物を見つけられる可能性が高い。また、セラーがいるのでまとめ買えをする場合は値段交渉が可能だ。
デメリットは広いので目的のモノを探すのが大変。入場料がかかるため、欲しいモノが見つからないときはちょっと損をした気分になる。
アンティークモール
時間がない人は、さまざまなセラーが小さなブースをレンタルして販売しているアンティークモールへ。
アンティークモールのメリットは、セラーがコレクションしているものに一貫性があり目的のモノを探しやすい(時には趣味がバラバラのブースもあるが…)。また、入場料が必要ないため、目的のものが見つからなくとも損した気分にならない。
デメリットは、アンティークの価値がわかっている人が値段を付けているため値段が高め。また、ブースには、売り手のセラーがいないので値段交渉ができない。クリスマスやサンクスギビングなどホリディ―前後は10%や50%OFFの表示を掲げているブースもあるが(割引はブースごとで異なる)、割引を提示しているブースは、元値が高めに設定されているように思える。
町のアンティークショップ
街中を探せば結構アンティークショップが点在している。しかし、その質はピンキリで「ガラクタだらけ」「こんなモノも売ってるの?」とちょっと笑えるようなうアンティークショップも多々ある。
時間がある人はそんな店で掘り出し物を探すのも楽しいが、時間がない人や目的のモノがある人にはおすすめしない。
ドネーション&スリフトショップ
至る所にあるドネーション&スリフトショップ。「ドネーション」「スリフト」とは寄付という意味で、要らなくなった商品を引き取ってくれ、それを販売するリサイクルショップのことを指す。
大手は「Goodwill」や「The Salvation Army Thrift Store」があるが、それら以外にもGoogle Mapで「Donation store」や「Thrift shop」で検索するとさまざまな店がヒットする。
観光客向けの場所ではなく、在住者向け。自分の家で要らなくなったものも寄付することができ、そのレシートは確定申告することができます。
商品は服関係が多いが、時にはビンテージのお宝にヒットすることもあり、元値がかかっていないため、価格は安く、掘り出しものに出会うこともある。ただし、ビンテージ商品を専門に取り扱っているわけではないため、そのお宝に出会える確率低い。
スワップミート
モノを物々交換する場所。日本でいう「フリーマーケット」。主に服や雑貨品など日用品が販売され、アンティークモノはあまりないが、みつければ格安で販売されていることが多い。
販売しているものを見ると「どっかから取ってきたんじゃないか???」と思う、車のエンブレムばかりを集めたモノなどもあり、ちょっぴり怪しさがある店もあるが、普通の店で販売されているモノではないものも多く、見るだけでも面白い。
ただし、ロサンゼルスのスワップミートはメキシコ産のモノが多く、販売している人も買う人もスペイン語でやり取りをしていることが多い。
料金交渉が可能だが、スペイン語ですると多少安くしてくれるような気がする。
エステートセールやガレッジセール
亡くなった家主の遺産整理として、その家を開放して行われるエステートセール。亡くなった方の趣味にもよるが、アンティーク好きの人であった場合、かなりのお宝が眠っている。
しかし、昔はエステートセールでさまざまなモノが破格で販売されていたが、インターネットが普及してアンティークモノの価格が簡単にネットで調べられる今。
家族もその価値を調べて価格を付けるようになり、最近は決してエステートセールといっても安く販売されなくなった。
とはいうモノの、その家族が値段をつけるため、価格設定はまちまち(田舎の町のエステートセールはかなり安い)。行ってみないと値段がわからないため、ときに破格で欲しいモノを手に入れることができる。
また、数日開催されることが多く、最終日は50%や70%オフになることがある。
ガレージセールやムービングセールはその名の通り、家で要らなくなったものを個人が庭などで販売。安いがアンティークに当たる確率は低い。