オーナーが太っ腹なラモナのワイナリー「Chuparosa Vineyards」

ロサンゼルスから車で約3時間、サンディエゴから少し内陸に入った町Ramona(ラモナ）。

ロサンゼルス近郊のワイナリーはテメキュラが有名だが、ラモナも負けてない。

たくさんのワイナリーが点在しており、そのひとつ「Chuparosa Vineyards」は、家族経営で生産数は多くないが、味わい深いワインが揃っている。

ちなみに日本で試飲というと「無料」のイメージがあるが、アメリカのワインの試飲は有料だ。

試飲料金や試飲できる数はそのワイナリーによって異なるが、テメキュラでは試飲料金を$20前後取るところが多いが、ラモナは$10前後と良心的。しかも、試飲数もリスト以外のモノもいろいろ出してもらえるため、お得感がある。

このChuparosa Vineyardsのテイスティング料金は１人$10。シーズンによって試飲数は異なるが、今回は8種類。（+その中でもう１回飲みたいものも数回試飲させてくれた）

個人的に、カリフォルニアでよく栽培されているジンファンデル、南米でよく栽培されているマルベックのワインが好きなのだが、ここではその両方のワインが揃っており、どちらも美味。

ボトル1本＄２８前後でさほど高くなく、しかも1本買うと１人分の試飲料金が無料になるため（2本買うと2人分試飲料金が無料）、気に入ったものがあればボトルを買うとお得になる。

丁度訪れた時期がブドウの収穫時期で、テイスティングルームに入っても誰もおらず、慌てて帰ってきたオーナーが「ちょうど今ブドウを収穫してたの」と言っていた。

ワイナリー前のブドウは、Zinfandel, Sangiovese, Malbecのブドウとのこと。

オーナーに「ワイン用のブドウは美味しくないんだよね？」と質問すると「3種類とっていいから食べてみて！」と気前が良い返答。

ボトルを購入後、早速ブドウ畑に向かい3種類食べ比べて見ると…。

「なんと美味しい！」

3種類味は確かに違うが、甘みがあり、予想以上に美味しくてびっくり。

今度から「ワインのブドウがまずい」ということは言わないでおこうと心に誓った。

• おすすめ度：★★★★★
• 料金（L-H）：★★☆☆☆
• 味：★★★★☆
• 清潔感：★★★★★
• スタッフ：★★★★★